FOOD CARAVAN in 東京 谷口さんの講演

 

2017年3月にFOODCARAVANが東京で開催されました。

FOODCARAVAN in 東京

 

薬膳の谷口さんが薬膳の知識を用いて、

有用植物を用いた料理をご紹介してくださいました。

 

谷口さんは今回、大きく二つのことを教えてくれました。

 

1、薬膳とは

2、高知の食材二種類のデモンストレーション

 

 

 

 


 

1、薬膳とは

 

薬膳というのは東洋医学をベースとした食養生の事だそうです。

薬膳鍋や薬膳カレーのようなものをイメージされる方が多いですが、

薬膳は漢方薬を入れなくても作ることができ、

お薬の処方箋のように組み合わせていくのが薬膳料理であり、

普段食べているようなものでも、立派な薬膳料理ができることをお話ししてくれました。

 

その中である言葉を教えてくれました。

 

「身土不二」

 

自分の体とその土地は二つに分けることができない

その土地にあったものをしっかりと取り込んでいくことが大事。

薬膳の元になっているもの、また、その基本を教えてくださいました。

 


 

2、高知の食材二種類ほどのデモンストレーション

 

 ノカンゾウとリュウキュウの二種類のデモンストレーションを行いました。

左:リュウキュウ 右:ノカンゾウ

 

ノカンゾウ

ユリの一種で、薬膳ではよく使うもの。

別名がキンシサイ

 

鉄分がよく含まれているため、

貧血などにもよく効果があるそうです。

漢方の考え方で、血流をよくすると精神が安定するらしく、

血がドロドロしている方や、不眠症の方にも効果的な食材であることを

教えてくださいました。

 

今回はそんなノカンゾウのキンピラの作り方をご紹介してくれました。

 

ーーーーーーーーーレシピーーーーーーーーー

ノカンゾウ 10グラム

みりん 大匙1  醤油  大匙1

※水分が少なければお酒を入れる

しっかり炒めて完成!

 

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ノカンゾウはお花のつぼみ部分を使用、

触感がかなり変わっていて、シャキシャキしているそうです。

薬膳の教室でも、生徒さんにおいしいと評判が高いそうです。

 

 

漢方薬と呼ばれるものは基本的に乾燥しているものが多いらしく

このノカンゾウも乾燥されていることが多いそうです。

そのため、まず水で戻し、熱を加えて食べることが大切

 

この加熱の際に出てくる黄色い水がキンシンサイの戻し汁

この戻し汁とナツメでのお茶を作ると

不眠によく効く薬膳茶が作ることができるそうです。

 

さまざまな知識なども踏まえてご紹介してくれました!

 

 

 

次にリュウキュウのレシピをご紹介してくれました。

ーーーーーーーーーレシピーーーーーーーーー

リュウキュウ 

塩昆布 適量

ブシュカンの皮・絞り汁    適量

しっかり混ぜて完成!

 

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リュウキュウは根っこではなく、茎の部分を高知県ではよく食べる

断面のほとんどが空洞となっていて、空気のような感じでシャリシャリしています。

生で食べるか、少しゆでてたべるのがおすすめだそうです。

皮がさっと向けるので、外側の皮を向いてから食べるようにすること。

また、少しアクがあるので、きざんでから塩もみするといいそうです。

 

高知県ではミカン酢文化というのがあり、

ミカンの仲間であるブシュカンと、ゆずの仲間である直七のご紹介をしてくれました。

 

ブシュカンは

少し甘みがあり、まろやかな味わいで

クセのないものと一緒に食べるのがおすすめだそうです。

種がいっぱい入っているため、皮を使うといいそうです

 

直七は、

酸っぱく、ゆずよりはレモンに近い味だそうです。

クセのあるものやお魚と一緒に食べるのがおすすめだそうです。

 


 

その後、参加者の方々が自由に取りながら、

実際に食べて、食感を楽しんだり、実際の効果を確かめたり、

薬膳料理と高知県の食材を楽しんでいました。