バイオガス視察

 

こんにちは。

古沢研4年の松村です。

8月下旬にバイオガスプラントの視察に行ってきました。

 

今回は、視察の報告をするとともに

バイオガスプラントの素晴らしさを知ってもらうという目的でまとめます。

 

まず、バイオガスプラントとは何だろうか?

 

バイオガスプラントは、有機性廃棄物(食品残渣、農業残渣など)を原料に用い、槽内でメタン発酵させることによりメタンガスが発生し、そのガスを電力などに変えるものです。

更に副生成物として液肥ができ、農業利用が可能です。

 

※画像:バイオガス事業の栞(バイオガス事業推進協議会)より抜粋

 

このようにこの発電は、ゴミを減らす事ができるとともに、電気や液肥も作れるという願ったり叶ったりの優れものなのです。

 

バイオガスプラントというものを少し理解してもらったところで、

今回の視察に行った2つの施設を紹介したいと思います。

 

まず、新潟県村上市にある瀬波バイオマスエネルギーセンターについて紹介します。

 

 

事業主は株式会社 開成さんで、主な事業内容は農業です。

開成さんがバイオガスプラント事業を始めた理由は、お米を育てるための液肥を自分たちで確保するためでした。

 

施設内の案内をしてくださった須貝さん(写真右)と、視察に同行してくださった地域連携機構の村井さん(写真左)。

この写真の緑の籠は、回収した生ゴミを槽内に入れることができるか分別するためのものです。

更に、発電した時に出る排熱を用いて温水を作り、その温水を植物真下のパイプに流して南国で実る果物を育てているそうです。

この温室施設は、メタンガスプラントに隣接しており、瀬波南国フルーツ園と呼ばれ、南国系果樹が生産されています。更に、加工してジェラートが食べれるようになっていました。

 

このようにたくさんのことを吸収できた人生初の新潟県とも視察後すぐにお別れを…

 

 

すぐに次なる地、埼玉県小川町に向かいました。

小川町は、自然エネルギーとともに有機農業の盛んな町として全国的に知られています。

この地も農家さんが多いということで、液肥を得るためにこの施設を作ったそうです。

施設の案内をNPO法人ふうど代表の桑原さんにしていただきました。

 

NPO法人ふうどさんを中心とした、バイオガス発電が行われています。

 

この施設、手作りのバイオガスプラントなのです。

この、ハウスの中には発生したメタンガスを溜めるガスパックと液肥が貯蓄されるためのものです。

農家の方々は、貯蓄された液肥を自分たちの田畑に用いるそうです。

 

この施設を中心とした農業を定着されているという印象を受けました。

視察後、桑原さんの家にあるメタン発酵槽も見学させていただきました。

 

自宅にこの槽があることで、電気、熱の自給自足が可能になります。

自然共生型社会が必要とされていることから、とても理にかなっているプラントであると、

視察に行って更に感じました。

 

今回の2つの施設は、目的が農業のための液肥作りであったため、

次は、廃棄物処理のためや発電のためと目的が違う施設を視察に行きたいと思いました。